中上級馬場馬術講習会レポート (2025/2/1~2)

本連盟主催の中上級馬場馬術講習会を、2月1~2日の2日間に渡り、今年もドレッサージュ・ステーブル・テルイにて開催しました。今回は8名の講習生と1名の見学者の参加となりました。講習生のうち3名は初参加です。降雪が危ぶまれた週末でしたが、土曜日は日差しいっぱい風無しの乗馬日和、日曜日も多少の雨に降られたものの、無事終了することができました。

 1日目は、準備馬場でウォームアップを済ませた人馬が2頭ずつ本馬場に出てくる形式で、講習生と騎乗馬のマッチングを見つつ、照井講師の指示のもと、それぞれのやりとりを確認していく時間となりました。講習生のレベルに合わせて、ハーフパス、斜め横歩、輪乗り等々、運動の組み立ての指示が変わります。配馬を変えたりしながら、最終的には講習生全員がその日の馬の雰囲気を掴んだ状態で騎乗が終わりました。

一日目 一日目

 騎乗後の手入れが終わると座学です。今日の運動を講習生が互いにビデオに撮った映像を見ながら、講師と一緒に騎乗内容をチェックしていきます。拳の使い方、体の向き、駈歩の発進やアップヒルの体勢・・・色々な課題へのアドバイスを、講師自ら身振り手振りで解説していただきました。講習生は、ノートにスマホに各自メモを取りながら、明日の騎乗に向けたイメージを固めていきました。

座学 座学

 2日目はいよいよ経路です。雪にはならなかったものの冷たい雨がパラつく中を、昨夜、講師からオーダーされたそれぞれの経路にチャレンジしました。とても良い内容の経路ができた人馬、失敗した部分を再チャレンジする人馬、8名それぞれのトライが終わったのち、返却された講師の採点によるジャッジペーパーを各自見ながら、今度は経路の映像を確認して、良い点、悪い点の指摘を講師からじっくり聞くことができました。参加者へのアンケートからは、乗り方を見直す良い機会となったとのコメントが多く寄せられました。照井講師ほかクラブの皆様、今年も充実した講習会をありがとうございました。

二日目

 

担当:普及委員会

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