昨年度に引き続き、秦野国際乗馬クラブにて初級障害講習会が実施されました。当日は天候が心配されましたが、気温もそれほど下がらず、雨にもほとんど降られずに講習会を終えることができました。
今回の講習会では、参加者6名を3名ずつのグループに分けて練習を行いました。午前中は部班で各参加者の騎乗レベルを確認し、姿勢や誘導など基本的なことを個別に丁寧に指導いただきました。班分けしたことで、他の参加者の様子も地上から見てアドバイスを聞くことができ、より学びが深まったようです。
昼食を挟んで、午前中の部班の様子をビデオで鑑賞しながら再度指導を受けました。参加者は普段、自分の騎乗姿勢をビデオで観る機会が少ないため、自身の騎乗動画を観ながらその場で先生に質問できるこの機会は非常に貴重だったと感じたようです。
午後は広い馬場でコースを組み、3人ずつの班でコース走行の練習を行いました。班ごとにレベルを分けて障害の高さも調整したため、無理なく安全に回ることができました。コースを回る前に、まず横木のコンビネーションで歩数やリズム、ライン取りの練習をし、そこで一旦アドバイスを受けてから実際のコース走行に移行しました。これにより、1回目より2回目走行がより良くなるように調整が可能でした。
参加者の皆さんからは、「練習時間も充実しており、丁寧に教えていただけて良かった」といった高評価の声が多く寄せられました。実際、練習終了後もビデオを観ながら談笑する姿が見られ、講習会を楽しんでいただけたようです。アンケートでも非常に高評価をいただき、参加者はとても充実した時間を過ごされたことが分かりました。
障害未経験の方も半分いらっしゃいましたが、無事に初級障害馬術講習会を終えることができました。来年度も同様の講習会が開催された際には、ぜひ皆様からのご応募をお待ちしています。最後になりましたが、秦野国際乗馬クラブの小泉俊介先生、スタッフの皆様、ご準備から当日のご指導、誠にありがとうございました。
担当：普及委員会
