2月4日~5日の2日間、埼玉県のドレッサージュ・ステーブル・テルイ (DST)で、日本社会人団体馬術連盟主催 馬場馬術中級者講習会を開催しました。
DSTオーナーの照井愼一先生は、以下の資格をお持ちの日本馬場馬術界の第一人者です。
・ドイツ馬術連盟公認インストラクター
・全国乗馬倶楽部振興協会 上級指導者
・埼玉県馬術連盟 理事長
・JOC コーチングディレクター
今回は、DSTで照井先生直々の指導が受けられるとあって、10人の参加者枠はすぐ埋まり、キャンセル待ちが出るほどでした。DSTでは、北海道産、遠野産の中間種3頭、サラブレッド2頭の計5頭を講習会のためにご準備頂きました。どの馬も歩様のよい馬場馬です。
プログラムは、まず照井先生による実技供覧と解説から始まりました。実際に乗馬で馬を動かしながら、馬場馬術のための運動、図形運動のポイント、審判の視点などご説明頂き、参加者の皆さんは熱心にメモを取りながら見入っていました。
先生による実演の後、実技レッスン開始です。
2班に分かれて部班のレッスン。先生の熱い指導に参加者も必死に騎乗します。斜め横歩、巻乗り、3湾曲蛇乗りなどのレッスンを受けました。
予定時間を大幅に上回っての熱血指導でした!
その後は座学です。ドイツで学ばれた馬場馬術のトレーニングスケールを中心に講習を受けました。その内容は大いに参加者に影響を与えたようで、翌日のレッスン時にも意識して騎乗される姿が見られました。
1日目の講習後は、照井先生にもご参加頂き台湾料理店での懇親会です。ドイツ乗馬事情、ジュニア育成に関わるお話など、乗馬に関する話題は尽きませんでした。
懇親会後は、花湯の森で汗を流してスッキリ。翌日のレッスンに備えます。
2日目も晴天。1鞍目は準備運動の後、早速3課目Bの経路指導。照井先生から厳しいアドバイスが飛びます。参加者は真剣そのもの。2鞍目も馬を乗り替わって経路レッスンを受けました。段々と先生のアドバイスのポイントも飲み込めてきたように見受けられました。
照井先生の熱血指導を受け、とても充実した講習会となりました。
照井先生、DSTの皆様、参加者の皆さん、有難う御座いました!