9月25日・26日、第5回JBGホースフェスティバルが、中島トニアシュタール(茨城県)に於いて13団体50名の参加で盛大に開催された。初心者も気軽に参加でき、各団体の交流を目的として、2006年から行われている同大会だが、今年はグリーンカップ、ゴールデンジャンピングとの初の合同開催となった。
初日は午前中台風12号の影響の残るなか、部班(速歩班/駈歩班)、JEF第2課目、JEF第3課目B(一般班/ビギナー班)の5競技が行われた。JEF第3課目B(一般班)では大島選手、関選手が、他選手が苦労する馬を乗りこなし、見事な演技を見せたことが印象的であった。競技終了後のバーベキューでは、選手をはじめチームやサポートのメンバーなどが所属団体の垣根を越え、互いに親交を深め合った。
2日目は快晴のなか、ジムカーナ(速歩班/駈歩班)、ビギナーズジャンプ(H60cm)、小障害(H80cm、一般班/ビギナー班)、アキュムレーター・ペアリレー(H80cm)、アキュムレータ(H90cm)の7競技が行われた。ジムカーナでは、初めての競技会で緊張する選手も多く、チーム一丸となって選手をサポートする姿が試合をおおいに盛り上げた。また、アキュムレーター・ペアリレーでは、鳥塚修選手、鳥塚鈴子選手の特別区文化体育会乗馬部ペアが、2人合計でタイム減点1点のみと、ほぼパーフェクトの走行を見せ見事優勝した。
さて、部班(駈歩班)、JEF第2課目、ジムカーナ(駈歩班)、ビギナーズジャンプの4競技を対象として行われたグリーンカップ(団体戦)。初日を終えた時点で、日本IBM馬術部が13ポイントと独走状態で首位。以下、パナソニック電工馬術部 5ポイント、富士通乗馬部 4ポイント、パナソニックモバイルコミュニケーションズ馬術部 3ポイントと続いた。2日目には、この日から参加の三井物産乗馬部が10ポイントと猛追を見せるも届かず。結果、日本IBM馬術部が18ポイントと2位以下に大差をつけて圧勝。2位は三井物産乗馬部の10ポイント、3位富士通乗馬部の9ポイントとなった。日本IBM馬術部のカリーム選手は、出場3競技で1位2回、2位1回という活躍で、チームの優勝に貢献した。
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